野辺山シクロクロス2日目

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ドッグランから始まるシクロクロスだっていいじゃないと、野辺山シクロクロスの2日目。 

野辺山は、勝ち負けだけの話ではとても相性が悪い。まともに走れた記憶がない苦手な場所。
 
泥のランではシューズがパカパカ。のぼりの舗装路でもパカスカ抜かれる。それ以外はそれなりに。それで勝負ができるわけがないのだ。
 
それでもまぁ、せっかくやってきた野辺山だし、今季のカテゴリ2の残留は早々に決まっているし、背負うものもなく野辺山シクロクロスを満喫してやろうじゃないかと。
 
いくら何でもドッグランだけで帰るわけにはいかないでしょうと。
 
もう、野辺山を楽しく走っちゃう!
 
「遅くても楽しく走れたからいいんだ(キラキラ)」そんなこんなを目指す心持ちでもウォーミングアップはしっかりとスタートを待つ。
 
スタートラインへ向かう数分前、試走で自転車にまとわりついた泥を落とすために、飛び跳ねては落ちを繰り返していたら、前輪からパン!という爆音。後ろにいた方からも「すごい音しましたけど」と。みたところ、タイヤ問題なし。スポーク問題なし。
 
幕張シクロクロスのレース中にも、前輪から同じ爆音を聞き「パンク? スポーク折れ?すわDNFか」と不安を抱えながら完走したことがあったけど、その爆音が何なのか判明することなく、宇宙人の屁かな程度に忘れかけていた。
 
しかし不安だ。レース中に前輪がバラバラになり、その勢いで前転し大怪我。それもありなむ。
 
並ぶスタートラインには、京都の元マリオ(今年は「弱虫ペダル」総北高校の誰かのコスプレだったらしい)が。
 
「いまさー、前輪から爆音がしてさー。これなんなの?なんなの?」と答えを乞う自分に「点検してなんもないのやろー、大丈夫、大丈夫」とマリオ。京都の元マリオ、まったくの役立たずか! わざわざ京都から野辺山くんだりまで何しにきたというのか。
 
「すごい爆音したのよねー」と続ける不安な自分に「あさかは、何て言って欲しいの?何て言って欲しいの?」と、上から目線の京都の元マリオ。
 
「ほんとの原因を知りたいんでしょーが」( ´Д`)y━・~~
 
「あ、それアルテグラのホイールにチューブレスタイヤやろ? タイヤのビードがリムにはまった音やで」
 
そ!れ!だ!
 
「まぁ、オレは機材詳しいからな」、フフーンと涼しい顔をする京都の元マリオ。
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そうして不安を払拭しきって始まったレース結果は予定通りの大惨敗。泥のランが致命的に遅いと野辺山では勝ち負けのレベルにはもっていけない。
 
f:id:keroringo:20141202093642j:plain(写真でみる「楽しく走っちゃう人」の表情1)
 
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(写真でみる「楽しく走っちゃう人」の表情2)

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(写真で見る「楽しく走っちゃう人」の表情3)

ただ、舗装路ののぼりはスパスパ抜く側、追い詰める側になっていた。舗装路に限らず、乗車区間は速かった。
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残留はしたけどトレーニングは継続しているし、ひそかに自分に期待している。ランがなけりゃね。
 
シクロクロスやるなら、ランも含めた総合力をあげたいところではあるけどもね。
 
ちなみに、今回の野辺山でもIRCチューブレスタイヤ(マッド)を使いました。空気圧を低めにし、スリップも転倒も一切ありません。タイヤの限界値はまだまだ遠くにあります。
 
写真1枚目岡元さん、2枚目、6枚目・有岡建設さん。3枚目、4枚目、5枚目・小金井三郎さん、いつもありがとー。