かつての相棒グエルチョッティ
昨シーズンのシクロクロスの相棒はリッチーのスイスクロスでした。セッティングを煮詰めて煮詰めて乗っていたはずのスイスクロスです。
つい先日、チームメイト4名を含む練習会を小貝川で行いました。待ち合わせ時間よりも随分とはやく到着した私は、C2への昇格やその後の降格の危機など数年間の苦楽を共にしたグエルチョッティに乗って、小貝川の常設コースを試走します。
昇格直後の野辺山で変速機が折れ、グエルチョッティをかかえてゴールしたこともありましたね。2012年のなつかしい写真です。
ひさしぶりにまたがったグエルチョッティは、いかにもプラスチックに乗っているような乾いた乗り味はさておき、中心に乗れている感触のある自転車でした。一切の浮つきがなく、思うがままに路面をトレースしていきます。
「いや、こんなに良いはずがない、私の調子がいいのだろう」とスイスクロスに乗り換えますが、数十メートル乗っただけでグエルチョッティにふたたび乗ることになります。
この一体感が余裕を生み、レースペースではないにせよ、のちに合流したC1勢との周回練習も楽しくこなすことができました。これまでになく間違いなく、確信を持って乗れています。
帰宅後、グエルチョッティを洗車しました。多くの傷、塗装はがれを指で確かめながら。