野辺山スーパークロス2017(野辺山シクロクロス)

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写真・ひかるおじさん

脚力で相手より先に進路にはいり、その結果ボディーコンタクトが生まれる。シクロクロスらしい戦いだと思うし「バチバチとやってやろうじゃないかライバルよ」と思える。

それと似て否なるものとして、相手にとっての死角、斜め後方あたりからボディーコンタクトをしかけ、場合によってはハンドルにハンドルをぶつけバランスを崩させ、相手を落車させてでも抜いていくスタイルがある。

こんな人はすぐ次のコーナーで滑って落車したりすることは良くあることで、近くにいると危なっかしく、その人が蓋になってしまい正直イライラしてくる。

そんなときは私もハートフルでピースプルなシクロクロスを夢見るシクロクロッサーではいられず「おい!」と声が出てしまう。

こっちも致命的な怪我をさせられたわけでもなければ、プロレス的なお声がけと言ったところではあるが、こじあけられ蓋をされても「焦らず行こう!」と余裕しゃくしゃくな選手もいて濡れる。そう私も小物なのだ。

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写真・井上さん

ゼッケンナンバー272。78人がスタートラインに並び、最後列からひとつ前に私。

ほぼ最後尾で、気負いもなく淡々と前を狙っていくつもりでいたが、スタート直後にディレーラ(変速機)に後ろの人の前輪ホイールが絡んできて完全停止してしまう。oops! なんてことだ。

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写真・晴美さん

数秒のことながら、前方の大集団はあっという間に遠く小さくなっていく。いつもなら腐って投げやりになるところ、並んだときから終わってるようなもんだったからと思い直して前を目指した。

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写真・吉原さん

集団は細くなるコースの渋滞でつまっていた。ここからプロレス的な「おい!」や「焦らず行こう!」もあったりなかったり、泥区間でディレーラが鳴くたびに、スタート直後の絡みで曲がってしまったのだろうかと思ったり、シケイン(バリア)前で左足がペダルから外れて転けたり。

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写真・おぐーさん

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写真・佐々木さん

順位の変動がなくなってきた中盤以降は、踏まなくてはいけないところで脚をゆるめてしまう。舗装路の坂から泥区間の入り口までは踏み倒す必要があった。

「またクソみたいな走りをしてしまった。こんなんじゃ残留も決めていないのでは」と後悔のゴール。

今日も「あさか、あさか」と応援ありがとうございました。あんなにも応援してもらっているのに、期待感が生まれる走りで応えられず申し訳ない。輝くことが一瞬でもあれば。

次戦は宇都宮。やっぱり野辺山は何もかもの相性が悪い場所だったが41位でとりあえずのC2残留を決めていた。

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写真(シケイン前で左足がペダルから外れてしまった)・晴美さん

もともと宇都宮で勝負するつもりでもあった。そのためのトレーニングはしてきた。自分でも自分に期待している。焦らず行こうぜ!

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