宇都宮シクロクロ第2戦

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写真・シカマさん(ありがとうございます!)

宇都宮シクロクロス第2戦 みずほの自然の森公園ステージに出場しました。

午前の試走では、まぁ誰も乗れないであろうドロドロつるつるのキャンバーを、では乗らない最短ラインはどこだと探り、乗れる人乗れない人が二分しそうなところでは乗れる方法をみつけた。最前列スタートだし、ドロドロつるつるもアドバンテージに変えられる自信があり悪くない。

ローラーでしか試していなかった楕円のチェーンリングも、速くなるかどうかは不明にせよ、感触良好。舗装路よりもメリットを享受できそうなそんな感触がある。あくまでも感触。違和感もなし。

カテゴリ3までは観戦し、野辺山でディレーラがもげ半周で終わったCUOREのシカマさんが出るマスターズは残念ながらウォーミングアップの時間にあてなくてはならず、ローラーしながら遠くから。あ、シケイン手前で転けてる。ぷぷぷ。

ウォーミングアップが終わって、スケジュールがおしていたとかで午後の試走もいけそうだ。降り出した雨で、あきらかに難易度が増している。しかし乗らないところを計画的に乗らないことでメリットにする意識は変わらず。いつに増して冷静。

最前列スタートとはいえ、位置は最内。スタート直後にかぶせられると行き先を失いそうな右カーブへと続く。イヤだなとネガティヴになりつつもいざスタートしたら、スタートが決まりあっさり先頭にたつ。

スタートの瞬間はこちら

このままギアをかければ、抜きどころがなくなる森に先頭で入れる。なのにギアはかけない。踏まない。

ここで先頭で突っ込んでもまたペース配分ができずに終わるのは目にみえている。先日の全日本選手権でジュニアのチャンピオンになった聖を前に出す。

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聖は別格なのでペーサーにもならない。いないものとしてそのままいかせる。

自分のペーサーをひとり前に出して昇格圏内の3番手で森へ。呼吸には余裕がある。計画がうまくはまりすぎて、もう昇格するつもりになりかける。

しかし、森から舗装路に抜けながら右に曲がるところで前輪が滑り落車。森で土をつけたタイヤが、雨で濡れだした舗装路に食いつかない。

落車からの復帰はそれなりにはやく、乗らないキャンバーもそつなくこなし数人をパス、その後もいくつか順位をあげる。

日本チャンピオンの聖も視界に入る範囲でまだまだやれそうとポジティブな思いで走る。

しかし、落車の影響でディレーラのハンガーが曲がっていたようで、難所の前に一番軽いギアに入れた瞬間、ディレーラが後輪に入り込んでしまった。これによりチェーンも脱落。

ハンガーを手で補正し、チェーンを戻し、ガチャガチャやってるうちにそこで全員に抜かれ、ジ・エンド。変速をしなければ走れなくもないけど、無理してビリでゴールしてこれ以上壊してもねと自転車を降りる。

失意しかないレース結果。とはいえ、あそこで滑ったのはすべて自分の過失。早々に昇格を意識して浮き足立っていたということ。

シカマさん「野辺山でオレを笑ったからだ!」そこには失意しかない。今日も笑ってみてましたし( ´Д`)y━・~~

まだ終わっていないレースをぼんやりと眺める。くやしい。医務室で擦過傷の手当てを受け、次のレースにむけ修理もお願いしなくてはならず、はやめに帰ることに。

私のレースで興奮しすぎたペコの肛門腺から臭いが。ペコを乗せた臭い車は、罰ゲームであった。

次戦は初めての東海クロスに参戦します。