宇都宮シクロクロス第3戦、ろまんちっく村

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スタート直後の落車に巻き込まれて八方ふさがりの30位くらいから、1度は軽くため息をつくふりをするも、周を重ねるごとに順位をあげあげ。
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最終周回突入時には12位くらいで「こりゃ余裕で残留基準はいけるなー」と思った直後にくる急斜面で前に詰めすぎていたせいで、降車を余儀なくされ、それまでなかった動作の斜面ランで両脚をつってその場で悶絶しているうちに15人くらいに抜かれる悲しみよ。

悶絶して立てなくなっているというのに観ている人から「邪魔だから横にはけて」と言われる切なさよ。
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残留基準に満たないリザルトで降格へのカウントダウンは始まった。

抜きどころまで我慢して、抜きどころではスパッと抜ける自分に「なーんか、けっこう速いオレ( ´Д`)y━・~~」を感じ、降格の危機なのに昇格を狙う気持ちが湧いてくるアンバランスな今シーズン。

次戦は茨城です。たぶん残りあと3戦。応援ありがとうございます。

写真、ゆみちゃん、亘さん

湘南シクロクロス、今季2回目

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湘南シクロクロスに出場してきました。結果は写真をみての通りです。

前回の湘南シクロクロスの反省をいかし、とにかく前に行かないと決め5番手〜3番手くらいで大人しく追走。

するとどーでしょう。「先頭のスピードってこんなゆったりなの?」と思うくらいのスピードで展開する。

いつも上位で結果を残している堀さんについていけば間違いなく、苦しくなければ抜け出そうと考えていた。

1周終わって3番手。先頭も強く踏めば手の届く範囲。これまでにない快走と言ってもいい。

「勝ちはないにせよ、一発残留いけるわ!」と思った矢先の後輪のパンク。

日曜日の砂のランでの腰痛がひどく、スタートをやめようかと思っていた。

結局、短時間でレースが終わったというのにその腰痛が悪化する。車の運転がきつい。

こんなんじゃ最後まで走れてもダメだったかもね。いや、いけたか、いや、いけないかと、パンクを悔やみながらの帰宅となった。

昇格するつもりではじまった今シーズンのシクロクロスは、まったく噛み合わず、降格の危機です。

次のレースで結果出すまでドラッグぱぱすでお菓子買うのやめます( ´Д`)y━・~~

写真・ごろちゃん(アクアタマ)

東海シクロクロスに初上陸


いまさらではありますが、AJOCCでの開催おめでとうございます。

「AJOCCなら一度は遠征する!」という宣言通り、東海シクロクロスに初上陸であります。有言実行、私の東海クロス参戦はワイルドネイチャープラザで始まりました。

「東海のコクサイデ。行きましょう!」と、強く誘ってくるのは、三度の飯よりきついつらいが好き、TEAM TAMAGAWAのドM大使こと金子さん。

乗れる男と乗れない男に二分されるような砂コースであるなら、私は乗れる男である。かつてのシクロクロス東京で、多くの出場者が降車しランするなか、ひとりペダルを踏み続けたあのイメージ。私は乗れる男。ああ、勝ちしかみえない。

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これな。

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遠征メンバー。移動中に寝る気まんまんで夜中まで飲んでいた金子氏と21歳の若手たち。到着後は自転車店circlesに寄ったり、からーい台湾ラーメンを食べたり、東海遠征を満喫。

「スタート10秒前」のコールの直後に号砲。10秒前の宣言をしたからといって、10秒後ぴったりにスタートの合図をする必要はない、いつでも笛を吹いてよいとどこかのルールブックで読んでいて、それを知っていた私は、これをいつかどこかでやられるのではないか思っていた。

東海クロスでそれがきただけのこと。間違いを疑ってスタートしないなど愚の骨頂。これもあって、2列目スタートだというのにスイッと2番手にあがる。

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はい、スイッと。

ここで先頭にたつほど飛ばしたら、いつも通りにすぐやられるという体験から抑制がきき踏み込みがやや甘い。すると前を被せられる。被せて減速とか、お前は鬼畜か。さっさと進め( ´Д`)y━・~~

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ここでもう想定外。

被せられて仕方なしにペダルをゆるめた瞬間、砂の抵抗が主張してくる。すぐに待っているのは想定外の場所でのランニング。試走でも走ることがなかった初っ端でランを強いられるつらい展開に。

少しでも砂をランをしたら消耗しきってしまい、自転車に乗っても砂を突き進む脚がない。「降りる・走る・乗れない」の悪循環。1分遅れでスタートしたL1にもすぐに抜かれ、きっと背中に哀愁が。

ひとり旅になって、カラダが回復してからは乗れる場所が増えてくる。被せられなければ行けるのだ。

だからなんだ? だったら被される可能性を潰しておけば?そんなもん先に策を練っておけ( ´Д`)y━・~~

それでもやはり乗れない場所はある。またまた走ってまた消耗。消耗してはふらついて止まって。もーいや。

すっかり戦意喪失したなかで、ジュニア日本チャンピオンの聖にラップされホッとする。29人出場で24番でゴール。残留基準にも満たない成績で、はー、岐阜まで何しにきたんだか。

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無慈悲なラップ。

はー、行列のできるちゃんぽん屋の「黒ごま担々ちゃんぽん」を食べにきたのか。そうだろ、そうだろ、きっとそうだろう。

そして、21歳の若手ふたりは、辛いモノを食べて肛門がヒリヒリする感覚を知らないらしい。ヒリヒリしなければ若手、ヒリヒリしたらおっさん。それな。

すっかり懲りたので、砂のレースはエントリーしません。乗れる砂が得意とか、もう言いません( ´Д`)y━・~~ 

しかし、コースはとても楽しいものでした。異端ではあるが、奇抜ではない。コースディレクターの腕の良さを感じる。でも出ない。楽しくても向いてないものは向いてない( ´Д`)y━・~~

レース中の写真4点すべてムスメミユキ氏撮影。いつもありがとー。


宇都宮シクロクロ第2戦

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写真・シカマさん(ありがとうございます!)

宇都宮シクロクロス第2戦 みずほの自然の森公園ステージに出場しました。

午前の試走では、まぁ誰も乗れないであろうドロドロつるつるのキャンバーを、では乗らない最短ラインはどこだと探り、乗れる人乗れない人が二分しそうなところでは乗れる方法をみつけた。最前列スタートだし、ドロドロつるつるもアドバンテージに変えられる自信があり悪くない。

ローラーでしか試していなかった楕円のチェーンリングも、速くなるかどうかは不明にせよ、感触良好。舗装路よりもメリットを享受できそうなそんな感触がある。あくまでも感触。違和感もなし。

カテゴリ3までは観戦し、野辺山でディレーラがもげ半周で終わったCUOREのシカマさんが出るマスターズは残念ながらウォーミングアップの時間にあてなくてはならず、ローラーしながら遠くから。あ、シケイン手前で転けてる。ぷぷぷ。

ウォーミングアップが終わって、スケジュールがおしていたとかで午後の試走もいけそうだ。降り出した雨で、あきらかに難易度が増している。しかし乗らないところを計画的に乗らないことでメリットにする意識は変わらず。いつに増して冷静。

最前列スタートとはいえ、位置は最内。スタート直後にかぶせられると行き先を失いそうな右カーブへと続く。イヤだなとネガティヴになりつつもいざスタートしたら、スタートが決まりあっさり先頭にたつ。

スタートの瞬間はこちら

このままギアをかければ、抜きどころがなくなる森に先頭で入れる。なのにギアはかけない。踏まない。

ここで先頭で突っ込んでもまたペース配分ができずに終わるのは目にみえている。先日の全日本選手権でジュニアのチャンピオンになった聖を前に出す。

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聖は別格なのでペーサーにもならない。いないものとしてそのままいかせる。

自分のペーサーをひとり前に出して昇格圏内の3番手で森へ。呼吸には余裕がある。計画がうまくはまりすぎて、もう昇格するつもりになりかける。

しかし、森から舗装路に抜けながら右に曲がるところで前輪が滑り落車。森で土をつけたタイヤが、雨で濡れだした舗装路に食いつかない。

落車からの復帰はそれなりにはやく、乗らないキャンバーもそつなくこなし数人をパス、その後もいくつか順位をあげる。

日本チャンピオンの聖も視界に入る範囲でまだまだやれそうとポジティブな思いで走る。

しかし、落車の影響でディレーラのハンガーが曲がっていたようで、難所の前に一番軽いギアに入れた瞬間、ディレーラが後輪に入り込んでしまった。これによりチェーンも脱落。

ハンガーを手で補正し、チェーンを戻し、ガチャガチャやってるうちにそこで全員に抜かれ、ジ・エンド。変速をしなければ走れなくもないけど、無理してビリでゴールしてこれ以上壊してもねと自転車を降りる。

失意しかないレース結果。とはいえ、あそこで滑ったのはすべて自分の過失。早々に昇格を意識して浮き足立っていたということ。

シカマさん「野辺山でオレを笑ったからだ!」そこには失意しかない。今日も笑ってみてましたし( ´Д`)y━・~~

まだ終わっていないレースをぼんやりと眺める。くやしい。医務室で擦過傷の手当てを受け、次のレースにむけ修理もお願いしなくてはならず、はやめに帰ることに。

私のレースで興奮しすぎたペコの肛門腺から臭いが。ペコを乗せた臭い車は、罰ゲームであった。

次戦は初めての東海クロスに参戦します。

ストップ・アンド・ゴーを考えよ。野辺山シクロクロス2015

はーん、ペコ〜。

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初日はワンデー。ワンワンデー。要はドッグランの日でありました。

午前中には着くであろう早い時間に家を出て野辺山に向かいましたが、渋滞と渋滞回避の遠回りで、到着したのは13時くらいになりました。せめてシングルスピードの観戦に間に合いたいという願いもむなしくー。

それはさておき、レースをみながら犬と遊べる滝沢牧場のドッグランは最高です。愛犬家シクロクロッサーは犬を連れて行くといいですよー。

2日目は予定通りカテゴリ2に出場しました。ゼッケンで31番目、4列目のスタートでゼッケンの順と大差ない29位でゴールしました。64人の出場なので、カテゴリ2残留チケットの1枚目をとりました。

f:id:keroringo:20151201185316j:plain 写真:CUOREのシカマさん(ありがとうございます)

宇都宮、茨城、幕張、湘南と4戦、ほとんどビリだったというのにです。宇都宮、湘南にいたっては一度先頭にでてからの、ほぼビリだったというのにです。

数日前にZwiftでFTP計測のワークアウトを試みようとして、計測完了5分前に脚を盛大につり悶絶、その後遺症でふくらはぎがパンパンだったというのにです。レースでもつったことないのに!

歩けば痛み、押しても痛み、普段メンテに無頓着な私がわらにもすがる勢いで、滝沢牧場で販売していたイナーメオイルを購入し、オイルをふくらはぎにすり込んでいたくらいの痛みがあったというのにです。

これまでの4戦がダメすぎて悟りの境地に達し、どらやきを致死量ギリギリまで食べたり、ポテチを毎日のように食べたりの不摂生で2キロ肥えてしまったというのにです。

なのになのに、この野辺山ではラップタイムが周を重ねるたびに早くなっていく奇跡の結果が残りました。黄金のタレが当たり前の私がです。

また、今シーズンから乗り始めたwroccaのシフトレバーがスタート前に突然動かなくなり、仕方なく久しぶりにグエルチョッティで走りましたが、なんだかんだで結果が出るのはグエルチョッティということになりました。

新しく買った自転車より古い自転車のほうが結果がでてしまう、これは悩ましい事態です。悩ましいというか、ムダな散財なんじゃねーの。いや、もうこれ以上は考えるな( ´Д`)y━・~~

スッとまたいだ瞬間「やっぱりグエルチョッティのほうが似合いますね」って言われちゃうしねぇ。ポジションを煮詰めたはずなのにwroccaに乗る自分の写真をみても、操れている感じが薄いようにもみえなくもあり。wroccaに乗り換えて結果を出すひともたくさんいますね。フレームうんぬんではなく、カンパニョーロのブラケット形状があっているのでしょうか。

写真:ムスメミユキ(ありがとうー)

これもまた機材スポーツの性質、おもしろさ、難しさってことでしょう。嗚呼、楽し難し自転車は。

次戦は宇都宮です。

ほんとにほんとに今更ですが、無駄に体力を削る自分の走り方に気づきました。ストップ・アンド・ゴーを他の人より多く繰り返していたようです。ストップ・アンド・ゴーを頻繁にすれば、次のゴーにかける脚もじわじわ弱ってくるわけで、豪脚に磨きをかけにかけない限り、すぐに抜きどころで抜くことはできなくなり、それどころか遅れをとってしまいます。

機材の相性はまた別の話として、有限である自分の体力を無駄に削らないことを意識し、実践した結果がラップタイムにも出ているんだと思います。

写真:CUOREのチチゴン(ありがとうございます)

無駄に駆け抜けた前戦の湘南から今回の野辺山にかけ、考えずに失敗し、失敗して考え、実行し、結果に繋げました。やっと一皮むけたはずなので、次戦はやってやります。残留という意味で? ノン( ´Д`)y━・~~

すっかりブログがつまらなくなったというご意見、ありがとうございます。いいんです。だって、こんなレース結果だもの。寡黙な私を饒舌にさせるような、内面からほとばしる感動がそこにはないのです。

シクロクロス会場に行くたび、ペコがファンを着実に増やしているのを感じつつも〜。はい、ペコのブログはこっちだよ。 pekolog.tumblr.com

湘南シクロクロス

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写真:ゆーすけさん
11月23日の湘南シクロクロスに出場してきました。

ついうっかり先頭に出てしまったためか、浮き足立って飛ばしすぎました。

まさか先頭にたったままゴールしちゃうのかしらと思ったほどでしたが、やはりそれはそんなに甘くなく、抜きどころの長い舗装路に入るとほどなくして抜かれ、ついていきましたが、その後の小さな起伏をのぼりおりするところで目の前を被せられ、詰まってしまったところで気持ちも切れ、おそらくそこで心拍数が急降下したため、順応できず嗚咽を数回、それからは苦しくて苦しくてただゴールしただけで、またしてもカテゴリ2残留基準を満たせない結果に終わりました。
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写真:かねこさん
今シーズンは何から何まで噛み合わなくて、結果も悪く、レースするたびに落ち込んでいます。

「下を向かずに前を向く。それだけでスピードが違ってくる」

しかし、これが難しいんです。

最終レースで閑散としたなか、応援の声が届いていて、ありがたく思いました。流れ星のような一瞬の輝きを、ゴールまでみせられるようにしたいです。

7分間は先頭だったみたいで、カテゴリ3で先頭にたってはやられ、先頭にたってはやられのある意味での黄金期を思い出しました。

次戦は野辺山です。

小貝川でシクロクロス練習会(空気圧メモを兼ねる)

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わけあって表題に合った写真がないので、シングル化しましたよの写真。ペダリング下手だし、楕円にしよかなと(入荷待ち)。

さて、本題。茨城シクロクロスの会場の小貝川まで練習に行ってきました。

前回のここでのレースでC1ライダーに昇格したTeamTAMAGAWAの金子さん親子をクルマに乗せて。

小貝川にはマイルポストレーシングの國井さんはじめ、総勢約10名。C1ライダーが多数。LINEやらfacebookやらで計画的に集合したこの練習会で、万年C2ライダーの私が気づきを得られるか。

いつも通りの空気圧で、まずはゆったりめに集団走行。速い人たちのなかで走って明確になる土のタイトコーナーの処理の甘さ。あきらかに遅い。コーナー処理で置いていかれる分、そこからの加速で疲労する。

C1ライダーのみなさんは、おそらく80〜85%くらいの負荷のなか、自分は90%に達っしていて、それなのに遅れてしまう。

自分の後ろについていた國井さんが「いまのところ、なんで苦手かわかった」とアドバイスを受ける。

タイヤのノブだけで走っているという。ノブのグリップに頼るために、前輪の空気圧高め設定を愛してきた。その高い空気圧を下げ、前1.7後1.8に。

意識的に乗り方を変える。自転車をもっともっと操る。細かいところはナイショにするけど、アドバイスは超的確で、コーナーの処理も自転車の挙動もガラリと変わった。

C1ライダーにくっついて走ってもついていける。コーナーのたびに感じていた心拍数のムラもなく考える余裕がある。前は全力では走っていないのはわかるけど、自分にも余力がある。

惨敗の後もフィジカルトレーニングはそれなりにこなしてきた。次戦は自信を持ってスタートラインにたつよ。